Webプッシュ通知とは?企業側とユーザー側のメリット・注意点まとめ

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プッシュ通知の有用性について情報が溢れてきた昨今ですが、新たに「Webプッシュ通知」という言葉がマーケティング業界で話題になっています。

この記事では専門的な言葉や技術的な仕組みを排除して、Webプッシュ通知の導入を検討している企業担当者や、実際に利用するユーザーの目線でWebプッシュ通知を解説していきます。

この記事を読むことによって以下の情報を得ることができるので、どうぞ最後までお付き合いください。

  1. そもそもプッシュ通知ってなに?
  2. プッシュ通知とWebプッシュ通知は何が違うの?
  3. Webプッシュ通知導入による企業側のメリットと注意点
  4. Webプッシュ通知利用によるユーザー側のメリットと注意⑤点
  5. 利用するにはどうすればいいの?

1.そもそもプッシュ通知ってなに?

スマートフォンのロック画面や通知バーにお知らせが表示されるのを見たことはありますか?
最新ニュースや天気情報、お店のセール情報やクーポン情報などなど。
スマートフォンを利用しているほとんどの方が、毎日のように目にしているあのポップアップこそプッシュ通知と呼ばれるものです。

スマートフォンにアプリをインストールすると、常に新しい情報をホーム画面に表示してくれます。
アプリを起動していなくても表示させるのはすごい技術ですね。

何よりプッシュ通知が話題になる最大の理由は、驚異的な開封率にあります。

企業がお客様と接点をもち積極的に情報を発信したい場合、古くはダイレクトメールやメールマガジン、最近ではSNSが頻繁に利用されています。
しかしこれらのマーケティング手法は、発信した情報が実際に「読まれて」なおかつ「アクションを起こす」という決定打に欠けるアプローチでした。
つまり、企業が発信した情報は数多くのメールマガジンに埋もれて、高速のタイムラインに流されてしまうので、ユーザーの目に留まる機会が少ないのです。

しかし、プッシュ通知ならアプリさえインストールしてもらえば、肌身離さず持ち歩いている端末の一番目立つホーム画面上に、最新情報を表示させることができるのです。

統計データによると、既読率はメールマガジンで10~15%、プッシュ通知は80~90%と圧倒的な数字を出しています。

とても高い効果が期待できるプッシュ通知ですが、残念ながら誰でも狙ったユーザーに情報を届けられるわけではありません。
ここにアプリによるプッシュ通知の最大の壁が存在します。

2.プッシュ通知とWebプッシュ通知は何が違うの?

プッシュ通知の最大の壁は、大前提としてアプリを開発してユーザーにインストールしてもらう必要があるところです。
この難易度の高さについては「ネイティブアプリのプッシュ通知に参入するために越えなければいけない壁とは」で詳しくご紹介しているので、お時間があればご覧ください。

アプリなしでもプッシュ通知を送れるようにしたいと、世界のWeb技術者が頑張った結果生まれたのが「Webプッシュ通知」というわけです。

Webプッシュ通知はGoogleが推奨する新しい技術をWebサイトに組み込むことで、アプリのプッシュ通知と同じ機能を実現することができます。

・アプリのプッシュ通知

開発:アプリ
条件:アプリのインストール
クリック後の遷移先:アプリ

・Webのプッシュ通知

開発:Webサイト
条件:通知の許可
クリック後の遷移先:Webサイト

Webプッシュ通知最大の強みはアプリストアという限定空間に縛られることなく、インターネット上のあらゆるユーザーに対してプッシュ通知を送ることができる点です。
もちろん導入には条件もありますが、アプリ開発に比べると参入障壁は低く、個人のブログからもプッシュ通知を送れるのは大きな魅力となります。
ユーザーもスマートフォンの容量を気にする必要はなく、好きな企業やサービスの最新情報が自動で配信されるので、情報を探す手間いらずとなります。
個人から企業までみんながハッピーになれる機能ですが、もちろん注意点もあるので、次の項目で解説していきます。

3.Webプッシュ通知導入による企業側のメリットと注意点

企業やECサイト運営者、個人ブロガーなど商品・サービス・情報を発信したい方はWebプッシュ通知を導入するメリットは大いにあります。

・メリット

アプリを開発する必要がなく費用と工数が抑えられる
スマートフォン、タブレット、PCとどんなデバイスでも対応ブラウザさえあればプッシュ通知を配信できる
プッシュ通知からWebサイトに遷移可能
既存のサービスを利用すればタグを埋め込むだけでサイトに実装が可能
特定のページでプッシュ通知の導入を促すポップアップを表示させることで、能動的にユーザーを誘導できる
複数のページにプッシュ通知導入を促すタグを埋め込むことで、愛着心のレベルでユーザーの分類化ができる

・注意点

プッシュ通知全般に言えることではあるが、配信回数が多すぎる、もしくは情報価値の低い配信が続くととユーザーはすぐに解除する
ユーザーがプッシュ通知の配信を許可する場合、ブラウザの許可だけで済むのでユーザーの個人情報は取得できない

4.Webプッシュ通知利用によるユーザー側のメリットと注意点

Webプッシュ通知には今までのアプリによるプッシュ通知よりも多くのメリットがあります。

・メリット

アプリをインストールしないので端末の容量を気にする必要はない
プッシュ通知を許可するのはブラウザの設定だけなので、個人情報を入力する必要がない
お気に入りの企業やサービスの情報が自動的に届くので見逃す心配がない
プッシュ通知を許可したWebサイトはブラウザで一括管理することができる
プッシュ通知からWebサイトにアクセスできる

・注意点

配信頻度の配慮が足りないWebサイトを登録した場合、スパムのように多くの通知が表示される
そんな時は迷わず配信解除してしまいましょう。
基本的にiOSでは利用できない(一部アプリ化して使用可能なサービスもある)
表示は1度きりなのでアーカイブして見返すことができない

5.利用方法と具体的な利用シーンは?

Webプッシュ通知は様々な技術を組み合わせて実現しているので、いちから導入するためにはService workerという技術を理解する必要があるので、開発に自信のある方は挑戦してみてください。

また、技術には詳しくないけどWebプッシュ通知を使いたい!という方も安心してください。
最近ではWebプッシュ通知の導入を提供しているサービスもあるので、まずは無料サービスを利用して最新技術を体験してみることをお奨めします。
サービスによって課金モデルは異なりますが、期間限定で無料にしたり、一定数の配信を無料にしたり、配信数に応じて従量制にしたり、分析サービスを有料化したりといろいろです。
各々の利用シーンや使用頻度を考慮してサービスを選びましょう。

Webサイトにプッシュ通知を導入する手順はどこも概ね同じだと考えください。
具体的にはサービスに登録後、WebサイトのHtmlに指定されたタグを埋め込んだり、Wordpressのプラグインを利用するケースです。

具体的にどんなシーンでWebプッシュ通知を利用するのかイメージしてみましょう。
・ECサイトの新商品紹介
・期間限定セールの開催告知
・情報サイトの新着記事更新
・利用料や請求額のお知らせ
・定期購入しているユーザーへ追加購入の連絡
・締切間近のお知らせ
・時間と場所を指定したタイムリーな宣伝
・緊急速報

また、各社様々な付加機能を提供しているので、どんな使い方をしたいのか決めておくとサービスを選びやすくなります。
・配信分析
配信数、既読数を数値化して効果を検証する
・セグメント配信
ユーザーのエンゲージメントに合わせて客層を区分する
・定期配信
定期的なリピート配信を指定する
・予約配信
あらかじめ配信内容を決めて日時を指定する
・エリア指定配信
特定地域のユーザーを指定する
・A/Bテスト配信
配信文面を複数用意してコンバージョンの差を比較改善する
・ステップ配信
反応があったユーザーに対して次の行動へ促す誘導をする

Webプッシュ通知は非常に強力なマーケティングツールとなりますが、発展途上の技術でもあります。
従来のメールマガジンやSNSなどそれぞれの特性を生かして、複数のサービスを活用してみてください。

また、各社のサービスを比較した記事も用意しているので、Webプッシュ通知を導入しようと考えている方はどうぞご活用ください。

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